萎縮性胃炎(慢性胃炎)

萎縮性胃炎(慢性胃炎)とは

ピロリ菌感染が原因で胃の粘膜が長い時間をかけてダメージを受け萎縮している(薄く弱くなっている)状態の胃炎です。慢性胃炎と呼ばれることもあります。放置すると胃がんのリスクが高くなります。

萎縮性胃炎(慢性胃炎)の症状

症状がないことも多いですが胃潰瘍や十二指腸潰瘍を併発しやすく、それによる症状で気が付くこともあります。 胃もたれ、胃痛、食後の胃の不快感、食欲低下等

萎縮性胃炎(慢性胃炎)の原因

ピロリ菌感染が原因です。ピロリ菌が長期的に胃に存在すると慢性的な炎症が続き徐々に胃の粘膜が萎縮していきます。

萎縮性胃炎(慢性胃炎)の検査

萎縮性胃炎が疑われるときは胃カメラ検査を行います ・胃粘膜の萎縮の有無、程度の確認・胃がんの早期発見・胃潰瘍(胃潰瘍瘢痕)や十二指腸潰瘍(十二指腸潰瘍瘢痕)の有無の確認 胃の状態によって生検(組織検査)を行うこともあります。 あわせてピロリ菌の有無を確認する検査を行います(呼気検査・ピロリ抗体検査等)

萎縮性胃炎(慢性胃炎)の治療方法

①ピロリ菌感染が確認されれば除菌治療を行います。除菌治療は内服薬(抗生剤と胃薬)を1週間のんでいただきます。 ②定期的な胃カメラ検査の実施:萎縮してしまった粘膜を完全にもとにもどすことは難しく、萎縮性胃炎から胃癌を発症するリスクがあるため、胃がんの早期発見のため定期的な胃カメラ検査をおすすめします。

最後に

一度でも萎縮性胃炎と診断されたことがある方は、除菌を行っても胃がんのリスクがのこるため、定期的に胃カメラを受けることが胃がんの早期発見・治療につながります。早期に胃がんを発見できれば比較的簡単な治療(苦痛が少ない治療)が行えるため定期検査はとても大切です。 (ピロリ菌感染症ページも参照、リンクで飛ぶようにしてもいい)